ひろしまジン大学

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授業詳細

【芸術/福祉】

旧日銀EXsite #4
『アウトサイダー・アート -outsider art-』 〜自己表現の源泉を見つめる授業〜

2012年01月21日(土) 12時30分 ~ 15時30分    教室:旧日本銀行広島支店
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毎年2月に広島市内で開催される障がいのある人の作品展「アート・ルネッサンス」を主催するNPO法人ひゅーるぽんの川口隆司氏とアーティストによる、創作意欲と自己表現の原点に触れる授業。

知的障害や精神障害のある彼らの作品は、たびたび「生(なま・き)の芸術」といわれます。
誰の真似でもない迷いや雑念のない表現からは、見る者に直接的な感動を呼び起こします。

今回の授業は、そんな彼らと一緒に1枚の作品をつくり、
自らの創造意欲の源泉を見つめていただきます。
 
絵が上手か下手かは関係ありません。
 
この授業で、世界でたったひとつのあなたにしか表現できないものをみつけてみませんか?
そして、旧日銀行内にひろがる、世界にひとつだけの表現と触れ合ってみましょう!
 
※ アウトサイダー・アート(outsider art)
フランス人画家ジャン・デュビュフェ(Jean Dubuffet)が作った言葉で「芸術的訓練や芸術家として受け入れた知識に汚されていない、古典芸術や流行のパターンを借りるのでない、創造性の源泉からほとばしる真に自発的な表現」のことをいいます。日本では、山下清の作品などが有名。

【授業の流れ】
12:00 受付開始
12:30 授業スタート 
  座学「障がい者アートとは。広島でのあゆみ。川口さんの思い。etc..」
13:00 作品づくり
13:30 お互いの作品の発表、鑑賞
14:15 ギャラリー展示鑑賞
  (アーティストの方は14時頃に旧日銀発)
15:00 鑑賞の感想シェア
15:30 授業終了

【集合場所】
旧日本銀行広島支店内

【持ち物】
絵の具(水入れ・パレット・絵筆など)や色鉛筆・クレパス・ポスカなど。
(※画用紙のみ、こちらで用意いたします)

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【交通手段】
お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。

(授業コーディネーター 三上亮)

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※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。
ご希望の方はお申込画面へお進みください。
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川口隆司 / 社会活動家

NPO法人コミュニティリーダー ひゅーるぽん代表。中学時代からのYMCAでのボランティア経験をもとに1981年、安佐南区に『ひゅーるぽん』を設立。以後、青少年とともに、子ども・地域を中心においた街づくりボランティア活動を展開する。2001年4月より、教職を辞し、団体を法人化。専従スタッフとして、子どもたちの育ちの拠点、障がいのある人の社会参加の拠点である「ほっとスペース」の運営を行うとともに、街づくり、ボランティア育成活動を展開している。

今回の教室:旧日本銀行広島支店

住所:広島市中区袋町5番21号

■広島電鉄(路面電車):
広島電鉄宇品線・「袋町」駅下車、徒歩1分

■広電バス:
JR広島駅より3号線・広島西飛行場行き、「袋町」バス停下車、徒歩1分


地図を見る

広島県広島市中区袋町にある、日本銀行のかつての営業所。
現存する被爆建物の一つであり、広島市指定重要文化財。遺構として一般公開されており、芸術文化活動拠点としても利用されている。施設は日銀が所有し、広島市が運営管理。
2011年10月からの6ヶ月間、HIROSHIMA EXsiteのプラットフォームとして各種イベントが開催されている。

描きたいから描く

絵心は無いけれど、絵を見るのは好き、アウトサイダーアートに興味がある、大学で美術を専攻しているなど、大半が「アート」というキーワードで参加された学生さんが、今回の教室、「旧日本銀行広島支店(以下、旧日銀)」に集まりました。

今回の授業タイトルにもなっている「アウトサイダー・アート」ってなんだろう?百聞は一見にしかずということで、NPO法人コミュニティリーダー ひゅーるぽん代表の川口隆司さんを先生にお迎えし、まずは旧日銀に飾られている、知的障害や精神障害を持った方が制作された作品をみなさんで見て回りました。

力強い黒い線で縁取られたモチーフに、鮮やかな配色。塗り方も作品によってさまざまで、ベタ塗りや、いくつもの細い線、細かい点で表現されていました。モチーフも動物や人物、人の名前の羅列、車や食べ物など、各々が好きなものを作品にされるとのことでした。色鮮やかな作品は、色の組み合わせ方がとても面白く、見ていてとても元気になりました。またモチーフを精密に描いた作品もあり、観察力や表現力の高さに驚きました。

たくさんの作品に刺激を受けた後は、学生さん一人一人で実際に絵を描く時間です。絵のモデルは、トラミ、トララ親子(猫)。またひゅーるぽん、ぽんぽんから、6人のアーティストさんをお迎えし、トラミ、トララ親子(猫)を囲んでの絵画制作となりました。

30分の絵画時間はみなさん真剣そのもの。クレヨンや筆、パステルを動かす音だけが室内に響きました。学生のみなさんから、絵を描くのは学生時代以来だ、家族や子供と一緒にキャラクターの絵を描いた、など伺っていましたが、みなさん謙遜されていたのですね。みなさんとても素敵な作品を仕上げられていました。それぞれの作品を紹介される際には、モデルの猫が少し緊張していたのではと思い、背景や猫の色を選びました、と猫の気持ちを表現したり、と感じたままの色で描かれていました。手法ではなく気持ちで描かれた方が多かったのにもびっくりしました。

授業の最後は川口さんの言葉で締めくくられました。
「彼らは描きたいから描く。彼らなりに感じたことを直球勝負で。私たちは彼らの表現を大切にしたい」と。

彼らのアートに関心を持たれた方は、2月11日からの8日間、袋町のまちづくり市民交流プラザで開催される「アート・ルネッサンス2012」に足を運ばれてはいかがでしょうか?

(ひろしまジン大学スタッフ 小原真奈)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【芸術/福祉】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :20人
参加対象:どなたでも