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授業詳細

【文化】

畳のこと〜教えて、内藤畳店さん〜

2018年02月24日(土) 10時30分 ~ 12時30分    教室:株式会社 内藤畳店
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日本の住まいに欠かせない「畳」。
昔から馴染みはあっても、知らないこともあるのでは?

今回の教室は、大正5年創業の「内藤畳店」。
畳工場の中を見学させてもらい、畳職人の社長さんに、畳の歴史や産地の違いなど畳について気になるあれこれを聞いてみます。

後半は、小物置きや額縁としても使える「ミニ畳作り」ワークショップを開催!
構造は本物の畳とほぼ同じ。好きな畳のヘリを付けて、MYオリジナルミニ畳を作ってみましょう♪

一緒に畳店に行って、オリジナルミニ畳を作ってみませんか?
畳の魅力を再発見できるかも!

【授業の流れ】
10:15:受付開始
10:30授業開始
・ 畳のお話
・ 畳工場見学
・ ミニ畳作りワークショップ
12:30授業終了

【注意事項】
※ミニ畳代(1,000円)がかかります。

【当日連絡先】
070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局)
※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。


(授業コーディネーター 大下愛)

内藤 邦雄 / 株式会社内藤畳店 代表取締役社長

高校生の頃より畳店の仕事を手伝う。 昭和48年大学卒業と同時に、正式に畳職人として働き始める。平成12年に株式会社内藤畳店取締役社長に就任。広島県納税貯蓄組合連合会会長、西区天満地区社協会長も務めている。 畳の事なら何でも聞いてください!

今回の教室:株式会社 内藤畳店

住所:広島市西区天満町11-23
地図を見る

大正5年創業の畳店。
代々受け継がれてきた職人の確かな技で、暮らしの中に「畳の癒しと心地よさ」を届けている。新畳・表畳・裏返・上敷など、畳工事一式はもちろん、畳の事なら何でもご相談できる。
また、畳の縁を使ったおしゃれなバックや小物類も販売している。
website >>> http://www.naitou-tatami.com

聞いてみたい畳のこと 内藤畳店さん

日本で畳を見たことがない人はきっといないでしょう。私たちにとって身近な存在ですが、あらためて考えてみると知らないことがたくさんあります。例えば、畳の裏側ってどんな構造になってるの?取り換えるときはどうするの?そんな疑問を抱えて天満町にある内藤畳店さんへお邪魔しました。

お店の中は畳が敷いてあってホッとする雰囲気。
様々な畳の縁(ふち)を使ったかばんや小物も飾ってあります。その隣にある工場で、社長の内藤邦雄先生が実際に畳を張り替えながら説明してくださいました。畳は発泡スチロールと木のチップを圧縮した畳床、い草で編んだ畳表をかぶせ、長辺にふちを縫い付けています。この畳表は畳の表と裏についているので、日焼けしても裏返せばまだ使えるのです。昔の畳床は稲藁を圧縮したもので、とても重かったそうです。
畳表をはぐる(取り換える)ため、大きな包丁でざくざく縁を切っていきます。刃物は畳専用のものが4,5種類、物差しにはメートルではなく尺・寸を使います。一見すべて同じ形に見える畳ですが、実は部屋の大きさやねじれに合うよう1枚ずつ寸法を調整してあるんです!先生は華麗な手さばきで畳床と新しい畳表を機械にセットし、大きなミシンで縫っていきます。昔はすべて職人さんの手縫いだったので、かなりの力が必要だったのでしょう。
さいごに畳のふちを縫い付けてきれいな畳が完成です。工場には昭和18年当時の現場の写真が飾ってあり、当時満州で使われる畳を作るのに昼夜大忙しだった様子がうかがえました。

工場見学のあとは、畳に関する色々なお話です。
畳は日本の高温多湿な気候に向いている、と先生。伝統的な日本家屋では梅雨から夏にかけて、壁や畳が湿気を吸い、窓や隙間から風を通すことで快適に過ごせる仕組みになっていました。しかし戦後の近代的な住宅様式では湿気がこもるようになったため、湿気を吸いやすい藁の畳床から現在の畳床に代わっていきました。
学生さんの「畳のお手入れはどんなことに気を付ければいいですか?」という質問には「とにかく換気が大事。何かこぼしてしまったらぞうきんで拭いてよく乾燥させること。」というお答えでした。シミになってしまうと畳を張り替えるしかないそうです。また、掃除のときはホウキで掃くか、掃除機の場合は編み目に沿って弱い力でかけるのが良いそうです。ほかにも畳の歴史や、昔の天満町の様子をお聞きし、充実した時間でした。

さぁ後半はお待ちかねミニ畳作りです。
まず畳の色と「ふち」の柄を決めます。ふちの柄はたくさん種類があって迷ますね。タッカーという大きなホッチキスのような道具で畳、ふちの順に裏側から針を留めていきます。道具こそ違えどさっき工場で見たのと同じ流れですね。失敗しても取り外しができますが、柄のどの部分を表に出すかなど考えをめぐらすうちに、皆さん真剣なまなざしで各々の畳に向かい合ってます。最後に裏にフェルトを貼って完成。自分で作った畳は愛着がわきますね。このミニ畳、小物を飾ったりお茶を運ぶお盆にしたり、使い方はその人しだい。

「オリジナルのミニ畳ができてうれしい」「畳について知らなかったことがたくさんあった」と皆さんで感想を話し合って授業は終了です。
内藤畳店さん、お忙しいところありがとうございました!


■レポート/塚野理加
■写真/大田一朗

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【文化】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :5人
参加対象:どなたでも。