ひろしまジン大学

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授業詳細

【平和】

第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展を体験!
~伝承者のお話を聞く~

2017年08月05日(土) 17時00分 ~ 18時15分    教室:CLiP HIROSHIMA
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戦後70年の2015年から始まった、第三世代が考えるヒロシマ「 」継ぐ展。

東京在住の30代のクリエーター達が中心となり、
若い世代や親子連れに向けた平和学習の場所を提供し、
戦争体験者と非体験者をつなげることを目的に開くイベントです。
これまでに東京(中野)、横浜(みなとみらい)での開催を経て、今年で3年目になります。

今年はサテライト会場として、広島が加わり、
7月31日(月)~8月6日(日)の間、CliP HIROSHIMAで開催。
会場では、パネル展示閲覧や灯ろう流しのアプリ体験ができます。

今回はコラボ授業として、8・6を前に、被爆体験のお話を伺います。
先生は、広島市伝承者養成事業1期生の山岡美知子さん。
被爆2世でもある山岡さんは、10年ほど前から平和公園等で、
日本や外国人に向けて、広島で起こったことを伝え続けられています。

直接ヒロシマのことを体験していない世代が、どう継ぐ「 」のか?
このカギカッコの中に何が入るのか?

8・6前夜に、ヒロシマのことについて向き合う時間をつくってみませんか?



【授業の流れ】 
16:45 受付開始(授業開始の15分前)
 事前に継ぐ展の展示物はご自由に御覧ください。
17:00 授業開始
・先生のお話「語り継ぐヒロシマ」
・Q&A
18:00 記念撮影・レポート記入
18:15 授業終了

【集合場所】
CLiP HIROSHIMA

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【当日連絡先】
070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局)
※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。


(授業コーディネーター 河野 宏樹)


山岡 美知子 / 広島市被爆体験伝承者

1950年12月25日 江田島市で生まれる。 両親は被爆者。父:当時20歳 8月7日 広島市内に入る、40年後慢性白血病になり14年間闘病生活をおくり、74歳で亡くなる。母:当時20歳 爆心地から3.5kmの所で被爆。母の妹:13歳 建物疎開中被爆し亡くなる。 2008年4月 平和公園でボランティアガイドを始める。広島で何が起ったかを日本語と英語で伝える。 2010年4月 被爆証言の会 原廣司代表の事務局。 2015年4月 広島市被爆体験伝承者として認定(日本語・英語)8年間で90か国 約15,000人の外国人をガイドする。4月NPT参加 NYとトロントで母の被爆証言をする。8月 鳥取市で伝承講話。 2016年 長崎資料館で伝承講話、Education tours 540人USA,カナダ学生に伝承講話。2017年 Education tours 1500人USA 、カナダ学生に伝承講話。

今回の教室:CLiP HIROSHIMA

住所:広島市中区東千田町1-1-18

アクセス:広島電鉄「鷹野橋電停」もしくは「日赤病院前電停」より徒歩7分
地図を見る

CLiP HIROSHIMA は広島トヨペットが運営する、車を売らないイベントスペース。一階はPepper君が出迎えてくれるイベントスペース、二階にはカフェも併設してありくつろぐことができます。また、年間を通じて様々なイベントを展開していて、車を買わなくても!?参加できます。これまでの自動車会社の施設のイメージを変えるような空間になっています。

第三世代としての「継ぎ方」を考える。

第三世代が考えるヒロシマ「 」継ぐ展。とのコラボ授業ということで戦争体験者と非体験者をつなげることを目的とした授業を行いました。
今回はCliP HIROSHIMAにて、「広島市被爆体験伝承者養成事業」1期生の山岡美知子さんに、被爆体験のお話を伺いました。

被爆体験の話というと、私の世代(40代)では小学校時代に、この季節の恒例行事のようなものでした。広島県民にはおなじみの話かな?と思っていましたが、山岡さんの話は独自の視点が多く加えられています。

全体的には、写真やイラストを用いて当時の状況をわかり易く説明していただけました。原爆投下時の様子、被爆の惨状、焼け野原の広島市内。どれも自分の記憶に残っているものです。これに加えて、米軍の攻撃方法や、投下位置の選定、原爆が放出したエネルギーの割合など、数学や物理の授業のような内容を含んでいました。

例えば、
・広島型の原料はウラン、長崎型はプルトニウムである。 
・爆撃機が地表に対して水平飛行のまま投下すると、命中率は低いが、旋回して逃げやすい。
・空襲より火災が広がるのを防ぐために、建物疎開をして防火地帯を作った。
・広島が候補地に選ばれた理由は、平らなデルタ地形、人口密集地(35万人)であることなど。
・原爆は上空9600mから投下し、地上600mで爆発するのが最も効果的。 
・原爆が放出したエネルギーの割合(爆風50%・放射線35%・熱線15%)
・爆発から1.4秒後には直径450mの火の玉になり、爆心地の地表は3000~4000度になった。
・放射線は細胞の染色体を異常にする。がん、白血病の発症。
・昭和20年末までに14万人の方が原爆によって亡くなった。
など、客観的な情報を織り交ぜて語られることによって、現実味のある話として聞くことができました。

子どもの頃に受けた原爆の印象は、多くが「画像」のようにイメージによって記憶に残っていましたが、大人になって今回のような話を聞くと、感覚的だった「なぜ?」という疑問に理論的な回答を得ることができたので、理系の私にとっては理解度の高い講義になりました。

これまで漠然と、「原爆は怖いものだ」「戦争はやめたほうがいい」と思っていたことが、「なぜ怖いのか」「なぜやめた方がいいのか」という問題意識をもって聞くことによって、ずいぶんと自分事として受け止めることができました。 山岡さんのお話も、平和公園でガイドをされる中で多くの人々の問題意識から培われたものだと思います。 原爆や戦争の実態を語り継いでゆくためには、多様な感性に響く多様な視点が必要ですが、今回のお話は、戦争体験をしていない私たち第三世代が、次の世代へ語り継ぐ「継ぎ方」を考える、とてもよい機会になりました。



■レポート/大田 一朗
■写真/三上 亮

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【平和】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :20人
参加対象:どなたでも