ひろしまジン大学

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授業詳細

【まち歩き】

アートで巡る、夕暮れの横川

2017年07月28日(金) 16時00分 ~ 18時00分    教室:横川商店街
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JR横川駅の駅前に、かわいらしいレトロバスが飾ってあるのを知っていますか?
実は広島は明治時代、全国で最初の国産バスが走った街なんです。
横川駅では2004年の駅の再整備にあわせて当時のバスを復元し、「かよこバス」として親しまれています。

今回の授業は、そんなバスモニュメントの前からスタートし、
壁画やギャラリーなど、アートなスポットを見て回ります。
案内してくださる先生は、横川を中心に活動する染織家の片島蘭さん。

戦後、資材を運ぶ中継地点として栄えた歴史を持つ横川は、様々な企業を生みだしてきました。
私たちの普段の生活に欠かせないお店、商品にも横川発祥のものが多くあります。

昔ながらの懐かしい雰囲気が残る横川商店街で、
近年は地域の人と若い人が新たな流れを生み出そうと活動しています。
そのひとつがアートを通した街づくりです。
毎年「横川商店街劇場」などのイベントが行われています。
片島さんも自身の創作活動をアトリエ「横川創荘」で行うかたわら、
横川商店街のイベントや運営、企画に携わっています。

片島さんはなぜ横川で活動するようになったのか?
商店街の人びとと日々どのように関わり、どんな影響を受けているのか?
まち歩きのあとは、片島さんの体験した横川、そこから生まれた思いに耳を傾けてみましょう。

横川の独特の雰囲気が気になる、アートに関心がある、、そんな方の参加をお待ちしています!


*当日は近くの三篠神社で夏祭りがあります。
屋台が並び、地域の人が集まるにぎやかなお祭り、
授業のあとで立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


【授業の流れ】 
15:45 受付開始(授業開始の15分前)
16:00 授業開始
・横川商店街のアートスポット巡り
・片島さんの作品を鑑賞
・片島さんと横川の関わりを聞いてみよう
17:45 撮影・レポート記入
18:00 授業終了

【集合場所】
JR横川駅南口 駅前広場レトロバスモニュメント前

【持ち物】
・保険代200円
・最後にカフェでお話を聞くので、ワンドリンクオーダーをお願いします。(実費がかかります)
・各自で日差し対策と水分補給の準備をお願いします。(7月末ということで相当な暑さが予想されます)

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【当日連絡先】
070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局)
※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。


(授業コーディネーター 塚野 理加)


※写真提供:つじりゅういち

片島 蘭 / 染織作家

1988年広島生まれ 2015年 広島市立大学芸術学研究科前期課程染織造形修了 2017年ゲンビ広島ブランドデザイン公募展入選 https://www.hiroshima-moca.jp/h-brand/prize.html 現在、横川創荘でテキスタイルを中心として制作活動を行っています。

今回の教室:横川商店街

住所:広島市西区横川町3丁目2−30
地図を見る

横川商店街を含む一帯は、明治以降、広島市都心部と周辺地域を連絡する物資供給拠点としての役割を果たし、特に戦災復興期には大きく賑わいました。しかし、昭和40年代後半頃から、社会・周辺状況の変化による経営環境の悪化と地盤沈下という問題にも直面してきました。近年は近隣住民と商店街の結びつきを活かしながら、地域のイベント、商店街の各種事業や地域の魅力創出・発信について取り組んでいます。今回の授業では特にアートを通したまち作りにフォーカスします。
横川商店街Website

はじまりの街 横川

 夏空の広がる横川。人が行き交う横川の駅前ロータリーの真ん中にある”かよこバス”の前に集合して授業は始まりました。
この”かよこバス”、何気なく駅前に展示しているのですが、明治38年に日本で最初の国産バスを復元したもので、横川の人々が一体となって新しい事に取り組んでいる事を物語る今回の授業の象徴のような存在です。
なんで?それを確かめるべくわれわれ学生一行は、駅前のレトロな商店街へと流れていきました。

 商店街の入り口には、広島でお馴染みのフタバ図書がありました。このフタバ図書が第1号店。原爆投下後爆心地から少し離れた横川で、東京から買い付けた本を被災後に売り始めた場所だそうです。芽吹く双葉のように当時の人々は本を手にとって開いたのでしょうか。
また、その数軒先にはこれまたお馴染みのドラッグストア Wantsの1号店が。その他にも、横川創業の企業は、スーパーのフレスタ、ボールメーカーのミカサやモルテン、はたまたオタフクソース創業者の方の親戚がやられている酒屋などがあり広島の有名企業の名前がずらり。商いの盛んさをしっかりと歴史が証明している横川ですが、この要因は横川が原爆投下後少し離れており、また、可部からの物資が届く場所であったためでした。

 クロスロード商店街を抜けて、学生一行は駅から南側の本通り商店街へ。レトロコズミックな商店街の看板やビル側面に描かれた壁画などパブリックなアートへのはからいを横目に、アートギャラリーの横川創苑へ。当日は横川とも縁が深い広島市立大学の芸術学部の学生の展示を行なっていました。横川から広島市立大学へはアクセスが良く、学生がたくさん住んでいるんだとか。市立大学の学生は横川商店街の方々と一緒にワークショップなどのアートプロジェクトも行なっていて、地域一体となり世代を超えて街づくりに取り組んでいるのが感じられました。

 そして、”こふじもち”で和菓子を買い、道に星座が描かれた星の道商店街を抜けて、横川創荘へ。
横川創荘は先生の片島蘭さんもメンバーのシェアアトリエです。この場所が出来た経緯を伺うと、版画家の方が使う100Kg以上あるプレス機などが置けるアーティストの拠点となる場所を探していたら、横川商店街が所有するこのビルへの入居へつながったんだとか。
横川の地域の方々は新しいものを柔軟に受け入れて街づくりに取り入れられています。なんでも横川は江戸時代は役人が置かれず、商人が街づくりをおこなっていた自治の街だそうで、この地域の柔軟さもやっぱり歴史ゆえなのでしょうか。

 横川では横川商店街劇場というアートプロジェクトも行なわれています。そのタイトルが示す通り、地域一体となって新しい何かに取り組むという強いアイデンティティを持ったこの街で将来どんなドラマが生まれていくのか楽しみな一日でした。

日は暮れ、当日は横川の三篠神社で夏越祭。気温も心意気もいろんな意味でアツかった横川の夏の夜は夢のようでした。
 

■レポート/大賀 拓己
■写真/久我 遥

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【まち歩き】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :6人
参加対象:どなたでも